先日、私の妹から低価格帯タブレットについての購入相談を受けました。
Netflixが見れてプライムビデオが見れてzoomが使える、できるだけ安くて良いタブレットってどれかな?
予算1万円~2万円前後を中心に格安AndroidやFire HDシリーズを色々と比較した結果、妹の利用用途では最新型の第10世代Fire HD 10がコスパ的に最強という結論になりました。
格安Androidだと動きがもっさりしてストレスが溜まりそうなものも多いのですが、スペック的にFire HD 10はかなり快適に使えそうです。
本日5月26日より発売となりますので、購入を検討している方は要チェックです!
Fire HDシリーズとは?
まずご存じの方も多いかと思いますが、Fire HDシリーズについてのおさらいです。
- Amazonから販売されている独自仕様のタブレット端末
- OSはFire OSで、iOSやAndroidとは異なる
- アプリはAmazonアプリストアから入手する
一番注意しないといけないのは、App StoreやGoogle Playストアに比べるとAmazonアプリストアで入手できるアプリはちょっと少ないことです。
そのため、自分のやりたいことがAmazonアプリストア内のアプリで行えれば非常に良い買い物となりますが、対応アプリがない場合には他の選択肢を検討するべきです。
ただ、Kindleで雑誌を読んだりブラウジングをしたり動画視聴をするなど、一般的なアプリは基本的に網羅されています。
格安Androidや他のFire HDシリーズとの比較
Amazonのページを開いた際に表示された、他の端末とのスペック比較を表にしてみました。
TECLAST P80 | Fire HD 8 | Fire HD 8 Plus | Fire HD 10 | Fire HD 10 Plus | |
プロセッサ | 1.6GHz 4コア | 2.0GHz 4コア | 2.0GHz 4コア | 2.0GHz 8コア | 2.0GHz 8コア |
RAM | 2GB | 2GB | 3GB | 3GB | 4GB |
ストレージ容量 | 32GB | 32GB~ | 32GB~ | 32GB~ | 32GB~ |
画面サイズ | 8インチ | 8インチ | 8インチ | 10インチ | 10インチ |
価格 | 7,565円 | 9,980円~ | 11,980円~ | 15,980円~ | 18,980円~ |
ものすご~く簡単な表の見方と評価についてはこんな感じです。
- プロセッサはクロック数(GHz)が大きいほど処理速度が早くなり、コア数が多いほど並行作業がスムーズになる
- RAMは大きいほど作業効率が良くなる(=作業机の広さのようなもの)
- ストレージ容量は大きいほどデータ保存容量が大きくなる
まずプロセッサについて、Fire HD 10は8コアです。
現在は複数アプリを同時に立ち上げたり、音楽を聞きながら雑誌を読んだりといった複数作業を同時に行うことも多いので、コア数が多いのは快適度に直結します。
また、以前別のAndroidタブレットを使っていた時の感想として、RAMは2GBではちょっと少ないと思います。
Fire HD 10ではRAMが3GB、上位のFire HD 10 Plusでは4GB搭載されており、これだけ搭載されていれば十分サクサク動くと思われます。
そして何より価格ですが、Fire HD 10が15,980円(32GB版)。
上位のFire HD 10 Plusが18,980円(32GB版)。
これは同性能のAndroidタブレットと比較してもかなり安いです。と言うか、この価格でこの性能の端末は他に見つかりません。
まさにコスパのモンスターとでも言うべき、恐るべきお得感です。
第9世代(旧型)と第10世代(新型)の比較
第9世代(旧型)と第10世代(新型)のカタログ上のスペック比較について、主なところだけ抜き出すとこんな感じです。
旧型Fire HD 10 | 新型Fire HD 10 | 新型Fire HD Plus | |
プロセッサ | 2.0GHz 8コア | 2.0GHz 8コア | 2.0GHz 8コア |
RAM | 2GB | 3GB | 4GB |
ストレージ容量 | 32GB~ | 32GB~ | 32GB~ |
micro SD | 512GBまで | 1TBまで | 1TBまで |
カメラ(フロント) | 2メガピクセル | 2メガピクセル | 2メガピクセル |
カメラ(リア) | 2メガピクセル | 5メガピクセル | 5メガピクセル |
Bluetooth | 4.2 | 5.0 | 5.0 |
赤字で書いている部分が改良された点です。RAMが増強され、microSDの対応容量も増えています。
またリアカメラの画素数が2メガピクセルから5メガピクセルと大幅に向上しており、Bluetoothのバージョンも4.2から5.0の対応となっています。
全体的にスペックが底上げされており、快適に使えるようになっています。
その他アクセサリーなど
アクセサリーとしては純正カバーのほかBluetoothキーボード、ワイヤレス充電スタンドなどがありますので、必要に応じて用意すると良いでしょう。
カバーについて
まずAmazonが用意している純正カバーがこちらです。
4色展開でスタンドにもなるデザインのカバーです。
カバーを開閉するだけでタブレットも自動的にON/OFFになるので便利ですね。
純正にこだわらず、もう少し安いものを探している方にはこんな感じのものもあります。
Bluetoothキーボード
取外し可能なBloutoothキーボードとカバーが一緒になったものが、別売りで用意されています。
文字入力の多い方は検討してみると良いかも知れませんね。
ワイヤレス充電スタンド
残念ながらFire HD 10には対応していませんが、上位版のFire HD 10 Plusの場合、置くだけで充電が進むワイヤレス充電スタンドが用意されています。
安価な割に性能が良いと評判のanker製です。
繰り返しになりますが、こちらに対応しているのは上位版のFire HD 10 Plusであり、通常のFire HD 10は対応していません。
購入を検討される方は間違えないよう、ご確認下さい。
最後に
世界的に半導体不足が続いている昨今、これだけコスパの良い端末が出てきたのはちょっと驚きでした。
発売日は5月26日(水)なので、あとちょっとに迫ってきました。待ち遠しいですね!
Amazonアプリストアは対応しているアプリが少ないので、やりたいことがAmazonアプリストア内ので収まる方はこの上なくコスパの良い選択肢になると思います。
実は、裏技的にGoogle Playストアをインストールする方法などもあるようですが…この辺りは完全に自己責任の範疇となります。
Amazonアプリの数も今後、Google Playストア並みに増えてくると良いですね。
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