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ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)ゴールドはJCBがおすすめ?年会費とカード特典の比較

旅行

私は2017年にいわゆる「SFC修行」を行い、ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)を発行しました。

当時はダントツで三井住友カードの発行する「ANAスーパーフライヤーズ ゴールドカード(VISAまたはMaster)」が人気で、私もこちらを利用し続けていたのですが、最近JCBへの切り替えを検討中です。

きのすけ
きのすけ

年会費は安いに越したことはないのですが、カードに付帯する特典など総合的に判断して選ぶ必要があるかと思います。

今回は旅行をする上で重要となる、ANAマイル還元率や保険・カード付帯サービスなど面から、SFCのブランドについてまとめてみました。

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SFCのグレードは大きく分けて8種類

こちらの記事でまとめていますが、年会費で比較した場合、SFCの年会費は7,975円~170,500円の8種類に分けられます。

基本的には年会費が高いほど様々な手厚いサービスが付帯しているのですが、年会費とサービスのバランスの取れたゴールドカード相当のSFCがおすすめだと個人的には思います。

「マイ・ペイすリボ」や「スマリボ」など様々な割引を適用させた後の、ゴールドカード相当のSFC年会費がこちらです。

カード名年会費(本人)年会費(家族)
ANAスーパーフライヤーズ ゴールドカード(VISA・Master)11,550円(税込)6,600円(税込)
ANAスーパーフライヤーズ ゴールドカード(JCB)11,550円(税込)8,250円(税込)
ANAダイナース スーパーフライヤーズカード30,800円(税込)11,550円(税込)
ANAアメリカン・エキスプレス・スーパーフライヤーズ・ゴールド・カード34,100円(税込)17,050円(税込)

VISAとMasterブランドはかつてマイル還元率が良かったことに加え、年会費も安かったので人気がありました。

現在でも割合は一番多いかも知れませんね。

ただ最近は少し様子が変わってきてますので、改めて比較を行ってみました。

年会費と旅行に関連する特典や保証内容について、主なところだけ抜き出したのがこちらです。

VISA・MasterJCBダイナースアメックス
年会費(本人)11,550円(税込)11,550円(税込)30,800円(税込)34,100円(税込)
年会費(家族)6,600円(税込)8,250円(税込)11,550円(税込)17,050円(税込)
カードラウンジ利用(本人・家族)○(無料)○(無料)○(無料)○(無料)
カードラウンジ利用(同伴者)×(有料)×(有料)×(有料)○(1名無料)
マイル還元率(最大)1.3%1.375%1.0%1.0%
航空機遅延費用補償(海外)2万円自動付帯)2万円(利用付帯)
航空機遅延費用補償(国内)1万円(利用付帯)2万円自動付帯)
(海外)傷害治療費用150万円(自動付帯)300万円自動付帯)300万円(自動付帯)300万円(利用付帯)
(海外)疾病治療費用150万円(自動付帯)300万円自動付帯)300万円(自動付帯)300万円(利用付帯)
エグゼクティブ ダイニング(コース料理1名無料)
手荷物無料宅配サービス(海外旅行)△(優待料金)△(優待料金)○(帰国時無料)○(帰国時無料)

実際には他にも色々な特典があるので、この表だけで全てを比べることはできません

が、私が年会費最安の「ANA VISA SFC ゴールドカード」からJCBに切り替えようとしたポイントはこちらです。

  • ANA JCB SFC ゴールドカードマイル還元率が高い
  • ANA JCB SFC ゴールドカードは年会費(本人・家族)が比較的安い
  • ANA JCB SFC ゴールドカード旅行関連の保険が充実している

かつてANA VISA SFC ゴールドカードは最大でマイル還元率1.65%という時代がありましたが、現在では改悪されてしまいどう頑張っても最大1.3%になってしまいました(特約店を除く通常利用時)。

JCBは「スマリボ」をうまく活用する必要がありますが、VISAとほとんど変わらない年会費なのに現在ではマイル還元率が最大1.375%と上回っています

そして私が最近重視しているのが旅行関連の保険です。

個人的には海外旅行の際、万が一のときに重要なのが障害治療」「疾病治療」「航空機遅延保証国内旅行の際に重要なのが「遅延保証」だと思います。

JCBの場合、これら全てが自動付帯で、保証金額も比較的高いのがポイントです。

きのすけ
きのすけ

「遅延保証」は4時間以上の遅れ欠航となった際に食事代(海外ではホテル代も)を保証してもらえるサービスです。この対象になると、ぶっちゃけ補償金額内のちょっと高いお店にタダで行けちゃいます(笑)。台風や大雪の際などに非常に助かる保証ですが、国内線が自動付帯になっているカードはかなり少ないです。

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SFC切替時の注意点

既に持っているSFCから別の国際ブランド(VISA→JCBなど)へ切り替える際の注意点です。

  • 入会審査がある
  • 既に払っている年会費は月割で戻ってこない
  • ANAマイレージクラブ番号が変更となる
  • クレジットカードの番号も変更となる

マイレージクラブ番号が変更になるので、既に航空券を予約している方は変更後もうまく紐付けがなされているかどうか確認が必要です。

またVISAの場合は「ANA VISA ワイドゴールドカード」を発行後に「ANA VISA SFC ゴールドカード」に切り替えた場合は追加の年会費はかからず、徴収されるのは「ANA VISA ワイドゴールドカード」の年会費のみです。

が、JCBの場合は原則として「ANA JCB ワイドゴールドカード」から「ANA JCB SFC ゴールドカード」へカード切り替えを行ったら両方の年会費が請求されます。

きのすけ
きのすけ

切替のタイミングでANAカードの入会キャンペーンなどが行われていたらかなり迷うところです。年会費を抑える意味では、現在のSFCが更新になるちょっと前のタイミングでダイレクトに別ブランドSFCに切り替えるのが無難かも知れません。

カード切り替えの手続きはSFC裏面に記載されている「スーパーフライヤーズデスク」に電話すればOKです。

最後に

私の場合、妻の実家が北海道なので定期的に北海道へ訪れる機会があります。

冬の北海道(特に新千歳空港)は気候の変化が激しく、予定通り発着できなかったり欠航になったこともありました。

このような万が一のときに備えた「保険の充実度」というのも非常に大事な要素だと思います。

きのすけ
きのすけ

自動付帯の場合、持ってさえいれば特に条件無しで使えるのも大きいです。ただJCBの年会費を抑えるための「スマリボ」の仕組みはよく理解しておく必要があります。

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