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【2022年】マリオットの無料宿泊でポイント追加が可能に。ポイント変動制とトップオフ制度について

ガジェット

いわゆるブラックアウト期間がなく、シーズンごとに決まったポイントで宿泊できるマリオットの無料宿泊。

今年に入ってからの大きな変化・トピックスは以下の2点かと思います。

  • カテゴリー制の廃止に伴う「ポイント変動制」の導入
  • 無料宿泊特典に15,000ポイントまで追加できる「トップオフ」制度
きのすけ
きのすけ

ポイント変動制は既に導入されていましたが、追加ポイントでワンランク上のホテルに宿泊できる「トップオフ」も実装されましたので、今回はその辺りについてまとめてみました。

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ポイント宿泊は従来のカテゴリー制からポイント変動制へ

まず、現時点では廃止となっていますが従来のポイント宿泊は「カテゴリー制」でした。

  • 従来はMarriott Bonvoyのホテルはカテゴリー1からカテゴリー8に分けられていた
  • さらに「オフピーク」「スタンダード」「ピーク」時期ごとに、宿泊に必要なポイント数が設定されていた
  • 現在はこれらの概念はなく、必要ポイントが変動する「ポイント変動制」に移行している

各カテゴリー時期ごとに必要なポイント数は以下のように決まっていました。

ホテルカテゴリーオフピークスタンダードピーク
カテゴリー15,0007,50010,000
カテゴリー210,00012,50015000
カテゴリー315,00017,50020,000
カテゴリー420,00025,00030,000
カテゴリー530,00035,00040,000
カテゴリー640,00050,00060,000
カテゴリー750,00060,00070,000
カテゴリー870,00085,000100,000

さらに「ポイントセーバー」と呼ばれる、無料宿泊特典に必要なポイントが少なくなる公式キャンペーンもよく行われており、ポイントセーバー時に必要なポイント数は赤字のとおりでした。

ホテルカテゴリーオフピークスタンダードピーク
カテゴリー15,000
4,000
7,500
6,000
10,000
8,500
カテゴリー210,000
8,000
12,500
11,000
15,000
13,000
カテゴリー315,000
12,000
17,500
16,000
20,000
18,000
カテゴリー420,000
17,500
25,000
22,500
30,000
27,500
カテゴリー530,000
27,500
35,000
32,500
40,000
37,500
カテゴリー640,000
35,000
50,000
45,000
60,000
55,000
カテゴリー750,000
45,000
60,000
55,000
70,000
65,000
カテゴリー870,000
65,000
85,000
80,000
100,000
90,000

それではポイント変動制が導入されてからどのように変わったのかですが…必要ポイントについて現時点では予想していたほどの極端な変化はありませんでした。

国内ホテルについて下記の記事で検証しています。

  • 現在はカテゴリーチャートが廃止となり、オフピーク・スタンダード・ピークといった概念はなくなった
  • 「ポイントセーバー」、「4泊分のポイントで5泊分の宿泊」は継続
きのすけ
きのすけ

基本的にはハイシーズンの必要ポイントは増え閑散期のポイントは減ることになります。場合によってはそもそもの必要ポイントが大幅に増えてしまう可能性も考えられましたが、現時点では思ったほど極端な変化はなかったという印象です。

一部のホテルでは必要ポイントが増えてしまうこともありましたが、次に紹介する「トップオフ」制度によりポイント宿泊が使いやすくなった側面もあります。

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無料宿泊特典に15,000ポイントまで追加できる「トップオフ」制度

無料宿泊特典としては、以下のようなものがあります。

  • Marriott Bonvoyアメックスカードの継続特典として、35,000ポイント相当のホテルに無料宿泊できる
  • Marriott Bonvoyアメックスプレミアムカードの継続特典として、50,000ポイント相当のホテルに無料宿泊できる
  • チタンエリートの年間チョイス特典として、40,000ポイント相当のホテルに無料宿泊できる

SPGアメックスカードが新しく「Marriott Bonvoyアメックス」「Marriott Bonvoyアメックスプレミアム」へと生まれ変わったため、所持カードにより付与される無料宿泊の内容が異なります。

従来はたとえどんなに大量のMarriott Bonvoyポイントを所有していたとしても、追加ポイントを支払って上のカテゴリーのホテルに宿泊することはできませんでしたが、こちらが可能になりました

  • 無料宿泊特典に最大15,000マリオットポイントを追加することができる
  • 現時点ではweb予約のみ対応(アプリからの予約は未対応)

実際に適当な日付のホテルをポイント宿泊で検索してみました。

きのすけ
きのすけ

60,000ポイント必要な宿泊で検索したところ、「無料宿泊特典+10,000ポイント」が選択できるようになっています。現時点ではweb予約からのみなので、早くアプリからの予約にも対応すると良いですね!

最後に

従来はシーズンとカテゴリーを意識しながら旅程やホテルを考えていましたが、「ポイント変動制」と「トップオフ」の導入により無料宿泊やポイント宿泊の使い方が少し変わりそうです。

きのすけ
きのすけ

現金宿泊が高い時期に少ないポイントで宿泊できればお得ですが、今後は現金とポイントがある程度連動する可能性が高いかと思います。となると、現金より宿泊必要ポイントが少ない日を選ぶことが一つの目安になるかもしれません。

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