ようやくCOVID-19も感染症5類に分類され、以前のように海外旅行に行きやすい環境になってきました。
今年のGWは国内のみならず、久々の海外を満喫した方も多かったかと思います。
我が家もJALマイルを使ってヨーロッパに行ったのですが、直前にいきなり当初の予定より旅程を短縮せざるを得なくなるという悲劇に見舞われることとなりました…。
原因はJALのシステム上の問題。今後もJALマイルを使って他社便を利用する際に起こる可能性があるので要注意ね。
旅行の11日前にJALから突然の電話
今回、JALマイルを利用して燃油サーチャージのかからないカタール航空の航空券を予約しており、元々の旅程はこんな感じでした。
- 4月x日 00:05 羽田発 → 05:40 ドーハ着
- 4月x日 08:40 ドーハ発 → 13:25 ウィーン着
旅行まで2週間を切った11日前に、妻の携帯へJALから留守番電話がかかってきていました。
今度の旅行についてお伝えしたいことがございます。こちらから改めて折り返しますが、よろしければJALグローバルクラブ事務局までご連絡ください。
過去にANAでも時刻変更になったことはあったので、この時は「出発時間の変更かな?まぁ仕方ないか~」くらいに思っていました。
アプリで確認してみると、予約の代替候補とやらが表示されており、こんな感じでした。
- 22:30 成田発 → 04:50 ドーハ着
- 09:45 ドーハ発 → 14:50 ウィーン着
げげ、羽田じゃなく成田…?遠いから嫌だな~。ウィーン到着がちょっと遅くなるのもできれば避けたいけど、最悪仕方ないのかな~。
くらいに軽く考えていたのです。この時までは。
到着が一日遅れてしまう!?
JALからの折り返しを待っていましたが、次の日になっても音沙汰はなく、夜になって重大な事に気づきました。
【当初の予定】
- 4月x日 00:05 羽田発 → 05:40 ドーハ着
- 4月x日 08:40 ドーハ発 → 13:25 ウィーン着
【代替予定】
- 4月x日 22:30 成田発 → 04:50 ドーハ着(+1日)
- 4月x+1日 09:45 ドーハ発 → 14:35 ウィーン着
てっきり出発時間はほぼ同じと思っていたのですが、よく見ると候補旅程は出発時間が22時間ほど後になるため、到着が当初の予定より1日遅れることになっています。
これはまずい!ホテルも既に連泊で押さえてあるのに…
少し早めに成田に向かえば、とかの話じゃなくなっちゃったわね。まさか後ろにずれちゃうなんて。
明日、あさイチでJALに電話する!
というわけで翌朝、JALグローバルクラブ事務局へ電話します。
先日、妻の電話に連絡があり、恐らく今度の旅程が変更になる件だと思うのですが。提示された代替日程だと到着が遅くなるので、これだと困るんです。
大変申し訳ございません。代替日程の前日(4月x-1日)発の便は空きがなく、ご案内ができません。
それは困るんですが…ワンワールド他社便とかで何とかならないんですか?
他の日程、他社便振り替えについて確認し、改めてご連絡させていただきます。
この時点で最悪、旅程が短縮になる可能性を覚悟しましたが、一つ納得できない点がありました。
「なぜ、こんなギリギリまで連絡がなかったのか?」ということです。
直前まで連絡がなかった理由とは?
そもそも羽田発の予定が成田発となったことについて疑問があったので色々と調べてみた結果、こんな記事を見つけました。
つまり予約時点では羽田発の便を再開予定だったのが途中で6月以降に延期となってしまったため、カタール航空の羽田発着便が運行していない状態だったんです。
記事の日付は3月10日。
そもそもなぜ、こんな直前になるまで連絡がなかったのですか?もっと早くに把握できていれば、他に手の打ちようもあったでしょうに。JAL側ではいつから把握していたんですか?
システム的には2月時点でカタール航空から連絡を受けていたようですが、JALのシステム上、JALマイルで発券いただいた他社便についてはアプリやメールでの自動連絡が来ない仕様になっているようです。
自社(JAL)便については早い段階で自動でメール連絡を差し上げるようになっているのですが、他社便については出発日が近づかないとこちらも把握ができない仕様になっておりまして…出発が近づいたお客様から順番にご連絡をさせていただいております。
決して担当者の怠慢などではなく、JALのシステム上の問題です。
そして何より担当者は一人ずつ顧客へ手動で電話連絡をかけなければいけないという苦難の作業…。
最初はなぜ折り返し連絡がないのか?と訝しんでいましたが、担当者の苦労を思うと責める気持ちにはなりません。
事情は理解しました。大変ですね…
いえいえ、とんでもないです。このシステム上の問題については多くのご指摘をいただいており、会社としても改善したいと考えております。多大なるご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。
最後に
担当者は誠実な方で、①他社便への振り替え、②より早い出発日程で特典航空券に空きはないが一般販売席に空きがある便を特典航空券に振り替えてもらえないかカタール航空に交渉、など行っていただけました。が、結局どちらも難しかったようです。
②についてはほぼ不可能に近いらしいわね。(最悪、問い合わせても返信が来ないこともあるとか)
結局提示された代替日程以外の選択肢がなく、旅程が短縮するのを受け入れるしかありませんでした。
もはや行けるだけ幸せと考えるしかありません。
利用する顧客に大きな影響があるのに加え、担当者の方も大変な思いをされているかと思います。一刻も早くJALのシステムが改修されることを望みます!
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