2022年1月末から再開が予定されている新Go Toトラベル。
旧Go Toトラベルと比べ、割引率が下がったり平日でないと恩恵が十分に受けられなかったりと、前回に比べると少し活用しづらい内容にはなっていますが、それでもうまく活用すればお得に旅行することができます。
またGWの前と後で内容が少し変わります。段階的に割引率は小さくなりますがGW後のほうが休日のクーポン券の金額は大きくなるので、平日になかなか休めない方はこの辺りもチェックしておきましょう。
新Go toトラベルについて
まず、大枠として押さえておきたい部分です。
- GW前と後で割引の内容が変わる
- 宿泊ありか日帰りかで割引の内容が変わる
- 春休みなど繁忙期は除外期間
GW前までは国が主導の事業として進められますが、GW後は都道府県による事業となります。割引の内容についても変更があります。
宿泊ありの場合（GW前まで）
まず、GW前までの宿泊ありの新Go Toトラベルはこんな感じです。
| 新Go Toトラベル（GW前） | |
| 宿泊割引率 | 30% |
| 割引上限額 | 7,000円（宿泊のみ）/ 10,000円（交通付き） |
| 地域共通クーポン | 3,000円（平日） / 1,000円（休日） |
宿泊のみの場合の金額別のトータル割引率早見表はこんな感じになります。
| 割引前金額 | 支払い金額 | クーポン | トータル割引率（平日） | トータル割引率（休日） |
| 5,000円 | 3,500円 | 3,000円（平日） / 1,000円（休日） | 56% | 42% |
| 10,000円 | 7,000円 | 3,000円（平日） / 1,000円（休日） | 46% | 36% |
| 15,000円 | 10,500円 | 3,000円（平日） / 1,000円（休日） | 42% | 34% |
| 20,000円 | 14,000円 | 3,000円（平日） / 1,000円（休日） | 39% | 33% |
| 25,000円 | 18,000円 | 3,000円（平日） / 1,000円（休日） | 36% | 31% |
- 平日に安いホテルを利用するほど相対的な割引率が高い
- 宿泊のみの場合、宿泊料金の最大割引（30%）が受けられるのは23,334円/泊まで
- 交通付きの場合、宿泊料金の最大割引（30%）が受けられるのは33,334円/泊まで
とにかく安いホテルに泊まって平日クーポンをもらうのがお得ですね。
宿泊ありの場合（GW後）
GW後の宿泊のみ利用の新Go Toトラベルはこんな感じに変更となります。
| 新Go Toトラベル（GW後） | |
| 宿泊割引率 | 20% |
| 割引上限額 | 5,000円（宿泊のみ） / 8,000円（交通付き） |
| 地域共通クーポン | 最大3,000円 |
割引率や上限額が変更となり、「休日/平日」の隔てがなくなります。
金額別のトータル割引率早見表はこんな感じになります。
| 割引前金額 | 支払い金額 | クーポン | トータル割引率 |
| 5,000円 | 4,000円 | 3,000円 | 50% |
| 10,000円 | 8,000円 | 3,000円 | 38% |
| 15,000円 | 12,000円 | 3,000円 | 33% |
| 20,000円 | 16,000円 | 3,000円 | 30% |
| 25,000円 | 20,000円 | 3,000円 | 29% |
- 安いホテルを利用するほど相対的な割引率が高い
- 宿泊のみの場合、宿泊料金の最大割引（20%）が受けられるのは25,000円/泊まで
- 交通付きの場合、宿泊料金の最大割引（20%）が受けられるのは40,000円/泊まで
ちなみに13,000円までのホテルを利用するのであればGW前の休日Go Toトラベルよりもトータルの割引率が大きくなりますので、平日に休みが取れない方は参考にしてみてください。
日帰りの場合
最後に日帰りについてですが、こちらはシンプルなのでまとめて記載します。
| 新Go Toトラベル（GW前） | 新Go Toトラベル（GW後） | |
| 割引率 | 30% | 20% |
| 割引上限額 | 3,000円 | 2,000円 |
これはどう考えてもGW前までに活用するのが良いですね。
- GW前までは9,000円までの旅行に対し30%の割引が受けられる
- GW後は10,000円までの旅行に対し20%の割引に変更となる
地域クーポンがない分、宿泊ありに比べると相対的なお得感は少なめですが、GW前までであれば十分活用できそうです！
最後に
オミクロン株の懸念などもありますが、期待している方も多い新Go Toトラベル。
現在、各自治体による独自の割引なども行われているので、併用できた場合にはかなりお得に旅行できる可能性があります。
現時点ではそれぞれの割引が併用できるか不明なケースも多いので、しっかりチェックするようにしましょう。
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