【2021年10月】マイルの有効期限とANA・JALの特別対応について。ANAは2022年3月まで延長

いわゆる「陸マイラー」活動を続けていると、一年間で数十万マイルを貯めることができます。

しかしCOVID-19の影響により国際線の利用が難しい現在、マイルがなかなか思うように使えず、有効期限が近づいてきている方も多いのではないでしょうか。

マイルには有効期限があるため、そろそろ期限が近づいて困っている方もいるかと思います。

期限が近づいているマイルを救済する方法はあるんでしょうか。

結論から言いますと現時点ではありますが、条件などよく確認しておく必要がありそうです。

ANA・JAL各社の対応と、今後のマイルの貯め方についてまとめ&考察してみました。

ANA・JALのマイル有効期限について

まず、ANA・JALともに共通しているのは、マイルの有効期限が獲得から36ヶ月（=3年間）ということです。

この期限を過ぎると、獲得月の古いマイルから失効してしまいます。

失効しちゃうのはあまりにももったいないので、元々存在していた対策方法はこんなものがあります。

ANAの「SKYコイン」、JALの「e JALポイント」ともに有効期限は1年間です。

また、ANAの場合は「ソラチカカード」を持っていると、「ANAマイル→メトロポイント（有効期限2年）→ANAマイル（有効期限3年）」に変換できます。

この方法は最終的なマイルが元の90%と、少し目減りしてしまうのと、「メトロポイント」→「ANAマイル」の過程が毎月最大で「20,000ポイント→18,000マイル」分しか移行できないのが注意点です。

ANAの対応ついて

マイルとSKYコインそれぞれについて、期限の延長対応が取られています。

こちらの公式サイトから参加登録が必要です。

また、マイルを使った国際線特典航空券については期限切れマイルでも返還対応が取られています。

JALの対応について

ANAとの違いですが、救済措置はe JALポイントとして戻ってくることです。

そのため残念ながら、基本的には期限切れのマイルをJALマイルとして戻してもらうことはできません。

こちらの公式サイトから事前登録が必要です。

ただ、JALの場合もANAと同様に、マイルを使った国際線特典航空券については期限切れマイルでも返還対応が取られています。

今後マイルはどう貯めるべきか？

私見ですが、コロナ収束の具体的な時期はまだ見通せず、各社特別対応はいつまで続くか不透明な部分もありますので、有効期限を気にせず貯められる方法が良いのではないかと思います。

ポイントサイトのポイントはマイル以外のポイントや現金としてのキャッシュバックにも交換できますので、様々な利用状況に応じて臨機応変に活用できます。

ただ、ポイントサイトのポイントにも有効期限がありますので、失効しないように注意する必要がありますね。

またSPGアメックスカードで貯まるMarriott Bonvoyポイントの有効期限は最終変動があった時から24ヶ月ですが、毎月利用していればその都度延長されるので実質無期限になります。

SPGアメックスカードについては下記の記事でまとめています。