コロナ禍以前、いろんなマイルを駆使して毎月のように海外旅行に行っていた時期がありました。

どうやったらそんなにマイルが貯まるの?あと、ANAマイルとJALマイル、どっちを貯めるのが良いの?

(使い方にもよるから一言で説明するのは難しいな・・・)
ANAマイルとJALマイルにはそれぞれ一長一短なところがありますので、まずはその特徴を押さえた上で決めるのが良いかと思います。
また貯め方についてはANAマイル、JALマイルともに年間10万~20万マイルくらいは貯めることができます。

これだけのマイルがあればビジネスクラスやファーストクラスで海外旅行に行くことも可能です!
マイルの貯め方について、最新版の情報をまとめてみました。
ANAマイルとJALマイルの特徴
「ANAマイルとJALマイル、どっちを貯めるのが良いの?」
マイルにあまり馴染みのない方からよく頂く質問です。
個人的な評価を表でまとめると、こんな感じです。
ANAマイル | JALマイル | |
貯めやすさ | ◎ | ○ |
国内線のお得な使い方 | ◎(トクたびマイル) | ○(どこかにマイル) |
国内線の取りやすさ | △ | ○ |
提携航空会社の多さ | ◎ | ○ |
国際線の取りやすさ | △ | ○ |
- ANAマイルは貯めやすく、JALマイルはやや貯めにくい
- JALマイルは特典航空券が取りやすく、ANAマイルはやや取りにくい

どちらかというとANAマイルのほうがより効率的に貯められます。ただ、貯めている人も多いのでその分特典航空券が取りにくくなるという現象が起こります。

JALマイルは国内線も国際線も特典航空券が取りやすいイメージね。ANAが満席でもJALでは取れたりすることもあったわね。

ただ国際線は直行便にこだわらなければ、提携航空会社の多いANAマイルでも取れたりするからね。
ANAはスターアライアンス、JALはワンワールドという航空連合に加盟しており、国際線では加盟航空会社の特典航空券を取ることができます。
ANAと同じスターアライアンスに加盟している航空会社は以下のとおりです。
ユナイテッド航空、ルフトハンザドイツ航空、エア・カナダ、スカンジナビア航空、タイ国際航空、ニュージーランド航空、全日本空輸、シンガポール航空、オーストリア航空、アシアナ航空、LOTポーランド航空、クロアチア航空、TAP ポルトガル航空、南アフリカ航空、スイス インターナショナル エアラインズ、中国国際航空、ターキッシュ エアラインズ、エジプト航空、ブリュッセル航空、エーゲ航空、エチオピア航空、アビアンカ航空、コパ航空、深圳航空、エバー航空、エア・インディア
JALと同じワンワールドに加盟している航空会社は以下のとおりです。
日本航空、ロイヤル・ヨルダン航空、ロイヤル・エア・モロッコ、マレーシア航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、フィンエアー、スリランカ航空、キャセイパシフィック航空、カンタス航空、カタール航空、イベリア航空、アラスカ航空、アメリカン航空、S7航空

これらの航空会社が就航している地域へ特典航空券を発券することができますので、行きたい目的地がどこなのかをはっきりさせておくのも重要です。
マイルを貯めるためにはポイントサイトが重要
一般的にマイルを貯める方法として広く知られているのは、こんな感じでしょうか。
- 飛行機に乗った時にマイルが貯まる
- クレジットカード決済をしたときにマイルが貯まる

ただ実際には出張族のようにかなりの頻度で飛行機に乗るか、湯水のようにお金を使える大富豪でもない限り、これらの方法ではなかなかマイルが貯まりませんよね…。
そんなに普段飛行機に乗らないし、クレジットカードの決済額も多くない人はどうすれば良いのか?
その答えがポイントサイトです。
ポイントサイトとは?
「ポイントサイト」とは一つのサイトのことではなく、下記のようなサイトの総称です。
- ポイントサイトは様々な企業の広告を載せており、広告収入の一部を自社ポイントとしてユーザーに還元している
- ユーザーは登録を済ませ、広告を介して「商品購入」「クレジットカード発行」「FX口座開設」「飲食店モニター」などを行うと、ポイントがもらえる
- 貯まったポイントは他のポイントに交換することができる
ポイントサイトのポイントは最終的にANAやJALのマイルに交換することができるので、効率よくマイルを貯めることができます。
特にクレジットカードの発行やFX口座開設などは一度に数千~数万ポイントがもらえるケースが多いので、大量のマイル獲得に繋がります。

また飲食店のモニターは飲食代の30%~100%がポイントとして還元されるので、家族との食事などに活用すればお得に、かつ定期的にマイルを貯めることができますね。
おすすめのポイントサイトとは
数あるポイントサイトですが、残念ながら中にはこんなポイントサイトもあります。
- 広告メールが毎日配信されてくる
- 広告案件が少ない
- 還元率が低い
- ポイントを他のポイントに変換する際に逐一手数料がかかる
- その他、ポイント交換に際し様々な制限がある
このようなポイントサイトはあまり使い勝手が良くないので、当サイトでは除外しています。
マイルを貯める上でおすすめのポイントサイトをまとめてみました。

同一の広告案件でも、ポイントサイトによってもらえるポイント数が異なるケースも多いので、なるべく多くのポイントサイトに登録しておいた方が良いです!
また「ドットマネー」もANAマイル・JALマイルに効率よく交換する上で欠かせないので必ず登録しておきましょう。
ポイントサイトからANAマイルへの移行「JQみずほルート」
各種ポイントサイトを活用してポイントを獲得できたら、交換により最終的にはANAマイルを貯めることができます。
ANAマイルについては方法が2つありますので、両方ご紹介します。
まずは通称「JQみずほルート」と呼ばれるものです。

- TポイントまたはGポイントを経由し、JRキューポへ交換する
- 「JQ CARDセゾン」を活用し、永久不滅ポイントへ交換する
- 「みずほマイレージクラブクラブカード/ANA」を活用すると、70%の交換率でANAマイルに交換できる
ただ、こちらの方法には注意点があります。
- JQ CARDセゾンは1年間利用がないと年会費が1,375円かかる
- 2枚のクレジットカードが必要で、みずほ銀行の口座を持ってない人は新たに開設することになる
- GポイントからJRキューポへの交換時、一時的に手数料が5%かかる(Gポイントのサイトを利用すれば後日返還)

Gポイントだとちょっと使い勝手が悪いので、Tポイントに交換できるようであればそちらがおすすめです。
ポイントサイトからANAマイルへの移行「nimocaルート」
もうひとつの方法が通称「nimocaルート」と呼ばれるものです。
手順を一覧にしたものがこちらです。

- GポイントまたはPeXを経由してnimocaポイントへ交換する
- ANA VISA nimocaカードを活用すると、70%の交換率でANAマイルに交換できる
ただ、こちらの方法にも注意点があります。
- ANA VISA nimocaカードの年会費がかかる(通常2,200円。マイ・ペイすリボをお申し込み&リボ払いで1,127円に割引)
- nimocaポイント→ANAマイルへ交換するには交換機を利用する必要がある
- 交換機は九州と函館にしかない

マイルを交換するためにわざわざ九州か函館まで足を運ぶ必要があるのがちょっとネックですね…。
ポイントサイトからJALマイルへの移行
JALの場合も同様に、ポイントサイトで貯めたポイントを最終的にJALマイルに交換することができます。
基本的な手順を一覧にしたのがこちらです。

ANAに比べるとかなりシンプルですが、JALの場合、基本的にはマイル還元率は50%となっています。

「ポイントインカム」以外はドットマネーを介さずに直接交換することもできます。ポイントインカムのみ直接交換だと交換レートが落ちるので、「ドットマネー」を経由させることが必須となります。
ただ、実は「モッピー」に関しては条件付きでJALマイル還元率を80%にすることができます。
- モッピーは「ドリームキャンペーン」を活用すると、JALマイル還元率80%になる
- 通常は12,000P→6,000マイルの交換だが、条件達成していれば4,500Pのポイントバックがある
- 結果的には7,500P→6,000マイルの交換となり、還元率は80%となる
- 条件として、交換月の当月または前月の間に合計5,000P以上の広告利用が必要

モッピーの場合は「5,000Pの広告利用」「最大で6,000マイル/月」という条件はありますが、還元率を80%にすることができるわけですね。
他にも「ハピタス」は定期的にキャンペーンを打ち出しています。

2022年4月現在では20%レートアップ+最大10%ポイントバックキャンペーンを行っています。念のため、公式サイトへのリンクも貼っておきます。
JALマイルの場合は複数のポイントサイトのキャンペーンを上手く活用しながら貯めるのが良さそうです。
最後に
先にも述べましたが「ANAマイルは貯めやすい、JALマイルは使いやすい」という特徴がありますので、個人的には両方のマイルをバランス良く貯めるのが良いかと思います。
各国のコロナ対応も変わってきており、ようやく海外旅行が再開できそうな雰囲気になってきました。

ロシアの紛争など気がかりなことも多いですが、今年こそは海外旅行に行けるようになると良いですね。
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