COVID-19の影響で難しくなっていた海外旅行ですが、最近ようやく明るい兆しが見え始めてきたかもしれません。
久々に厚生労働省のHPをチェックしていて気づいたのですが、今月から新型コロナウイルスのワクチンを3回接種している方は帰国後の自宅待機が不要になっています!
ただし一部の国からの帰国者は原則7日間の自宅待機が必要なケースもあります。また、感染状況を踏まえて流動的に措置が変更になる可能性もありますので随時最新情報を確認しましょう。
新型コロナウイルスのワクチンを3回接種している方は帰国後の自宅待機が原則不要
まずは現在の措置の概要です。
厚生労働省の公式HPへのリンクを張っておきますので、詳細はこちらでご確認下さい。
- 「指定国・地域」から入国する際、新型コロナウイルス感染症のワクチンを3回接種していない方は検疫所が確保する宿泊施設での3日間待機(自宅待機は不要)
- 「指定国・地域」から入国する際、ワクチンを3回接種している方は原則7日間自宅待機(3日後以降に検査で陰性であれば解除)
- 「指定国・地域」以外から入国する際、新型コロナウイルス感染症のワクチンを3回接種していない方は原則7日間自宅待機(3日後以降に検査で陰性であれば解除)
- 「指定国・地域」以外から入国する際、ワクチンを3回接種している方は自宅待機不要
ちなみに3月12日現在、「指定国・地域」は下記17カ国です。
ロシア、インド、トルコ、サウジアラビア、スリランカ、モンゴル、ヨルダン、韓国、イラク、インドネシア、ミャンマー、イラン、シンガポール、エジプト、ネパール、パキスタン、ベトナム
上記以外の国から帰国する方で、ワクチン接種を3回接種していれば自宅待機が不要になります。
ただし注意点もあります。
- 「オミクロン株以外の変異株が支配的」と認定された国・地域から帰国する方については、自宅等待機等の期間は14日間となる(現時点では該当なし)
- オミクロン株以外(デルタ株等)の濃厚接触者になった場合、待機期間が14日間になることがある
今後新たな変異株が出現する可能性もあるので、流動的な運用となることを認識しておく必要があります。
目的地への入国後に隔離が不要な国について
最近はワクチン接種証明や旅行直前の陰性証明書などがあれば入国後の隔離がない国も増えています。
入国時と帰国時に隔離がなければ、実質的に以前のように海外旅行ができますね!
詳細については外務省の公式HPへのリンクを張っておきますので、こちらでご確認下さい。
イタリア、オーストリア、スペイン、ドイツ、フランスなど多くの国が隔離なしで入国できます。詳細については各国の大使館のHPで最新情報を必ずチェックしましょう。
最後に
現在は原油高のため燃油サーチャージが高騰しており、またロシアによる紛争の影響などもあるので海外旅行のための発券にベストな時期とは言えません。
が、今後のコロナ感染状況次第では出入国時の条件がまた厳しくなってしまうことも考えられますので、「行けるうちに行っておく」のも一つの手かもしれませんね。
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