2021年が始まって約半年経ちますが、今年購入したガジェットの中でもプライベート・仕事ともにフル活用しているものがあります。
それは骨伝導イヤホン「AfterShokz Aeropex」。
想像していた以上に便利で手放せなくなってしまいました(笑)。骨伝導イヤホンを使ったことのない方はぜひご参考にしてみてください。
骨伝導イヤホンとAeropexについて
イヤホンには有線式・無線式など色々ありますが、一般的に共通しているのは耳に詰めるような形で使うことです。
これに対して骨伝導イヤホンは使用時に耳を塞がないので、開放感がありながら頭の中で音楽が鳴っているような、またはどこからともなく自然に音楽が聞こえてくるような感覚になります。
- 骨伝導イヤホンは骨を通じて音を届ける仕組みになっている
- 耳を塞がないので、周りの音もよく聞こえる
- 音の聞こえ方が従来のイヤホンとは全く異なる
従来のカナル型イヤホンは耳栓のように耳の中に入れて使うため密閉性が高く没入感があるのですが、周りの音が聞こえにくいですよね。
骨伝導イヤホンは音楽を聴きながら周りの音もしっかり聞くことができるのが特徴です。
重量が26gと軽い
Aftershockz Aeropexの最初の特徴は軽さです。
Aftershockzにはいくつかの骨伝導イヤホンがラインナップされていますが、主要製品の主な違いはこんな感じです。
Aeropex | Air | OpenMove | Titanium | |
参考価格 | ¥19,998 | ¥16,268 | ¥9,999 | ¥9,768 |
防水仕様 | IP67 Certifed | IP55 Certifed | IP55 Certifed | IP55 Certifed |
バッテリー持続 | 8時間 | 6時間 | 6時間 | 6時間 |
Bluetooth | v5.0 | v4.2 | v5.0 | v4.1 |
重量 | 26g | 30g | 29g | 36g |
Bluetoothのバージョンは5.0になると通信速度と範囲が向上し、途切れにくくなります。
ざっくり見てAeropexが値段が高い分、スペックも全体的に良さそうというのが見て取れますが、私が最も着目したのは軽さです。
私はこれまでメガネをかける機会がほとんどなく、ものによってはサングラスなど長時間かけているとこめかみの辺りが痛くなってしまうことがありました。
なので長時間使うことを考えると、重量はとにかく軽いほうが良いと考えたんです。
Aeropexの重量はマスクやメガネに慣れていなかった私が着用してもあまり違和感がなく、長時間快適に使えています。
着脱しやすくペアリングがスムーズ
Aftershockz Aeropexの2つ目の特徴は、着脱のしやすさとペアリングのスムーズさです。
- Aftershockz Aeropexは左右のイヤホンがつながった形をしており、メガネを後ろから逆にかけるようなイメージで着脱する
- ワンタッチで着脱できて、とても使い勝手が良い
- Bluetoothのペアリングがとてもスムーズで、端末ごとの切替時にエラーが起きない
最初のペアリングは起動時に音量の「+」ボタンを5秒ほど長押しするんですが、一度ペアリングすると次回以降は起動するだけですぐに繋がります。
またiPhoneとiPadなど、複数端末で切り替えて使う場合には、同じ要領でペアリングをすればすぐに繋がるので、端末の切り替えもすごく楽なんです。
Bluetooth機器って、モノによってはしょっちゅう接続に失敗したりするものもあるんですが、Aftershockz Aeropexに関してはストレスなく使えるのが嬉しいですね。
マイクがついており通話ができる
Aftershockz社の骨伝導イヤホンはノイズ低減機能付きのデュアルマイクが内蔵されています。
なので通常の電話はもちろんのこと、LINE電話やZOOMなどでも利用することができるんです。
LINEのようなインターネット回線を使った通話は無料なので、久しぶりに友達と話すとついつい長電話になってしまうことがあるんですよね…。
長時間電話しているときに、ずっと片手が塞がって困ったことはありませんか?
Aftershockz Aeropexを装着しながら電話すると両手が自由に使えるので、長電話でも他の作業を並行して進めることができます。
こんなシチュエーションでも大活躍
私が実際に使ってみて便利だったシチュエーションをご紹介したいと思います。
フィットネスジムやジョギングでの利用
年明けから私は最近フィットネスジムに通い始めたのですが、このイヤホンがあると楽しいんです、ジムに通うのが。
- ジム館内の放送はちゃんと聞こえながら、マイペースに好きな音楽が聞くことができる
- ジョギングの際にも周りの音はしっかり聞こえる
私はちょっとクラシックなロックなんかをインターネットラジオで適当に流しながらトレーニングするとテンションが上がるんです。
何かこう、アメリカ映画のワンシーンとかにありそうなシチュエーションを味わえるというか。
わかります?…わからんかな(笑)。
日常に自然と溶け込むような感じで音楽を再生できるのが骨伝導イヤホンの強みですね。
web会議での利用
私の場合コロナ禍以降、会社の会議がすべてwebで行うこととなり、自宅で会議を行うことが非常に増えました。
ぶっちゃけ中には聞いてさえいれば良いような内容の会議も多いんですが、急に発言を求められたりすることもあるので、ちゃんと聞いてないと思わぬトラブルに見舞われることになってしまいます。
これまたぶっちゃけ話ですが会議中でもちょっとトイレに行きたくなったり、飲み物を飲みたくなったり、作業をする必要が生じたりなど、一瞬画面から離れたくなるようなシチュエーションって割とあるんですよね。
そんな時にもこのイヤホンはめちゃめちゃ役に立ってくれるんです。
PCやスマホなど好きなデバイスで会議に参加しながら画面から離れていても会議の内容が聞こえるのはもちろんのこと、ワンタッチで通話もできるため、ちょっとした家事や作業をしながらでも会議に参加でき、かなり効率が上がります。
音声に関してはダイレクトにしっかり聞こえる分、むしろ必要な情報がしっかり入ってくるように感じています。
一度使ってみたらもう手放せなくなるんじゃないでしょうか。
注意点について
ここまで大絶賛してきたAftershockz Aeropexですが、実際に使ってみて感じた注意点もあります。
割と音漏れする
これは製品仕様上というか、骨伝導イヤホンの構造上仕方ないことなんですが、カナル型イヤホンなどと比べると割としっかり目に音漏れします。
再生するものにもよりますが、最大音量で耳から外して再生してみると割とシャカシャカ音が聞こえることがあります。
つまり満員電車のような人と人との距離が近いシチュエーションの場合、場合によっては人の迷惑になってしまう可能性がありますので、周りに人が多い時には音量に注意する必要がありそうです。
充電には専用ケーブルが必要
最近のデバイスはmicro USBやUSB typeCなど汎用性を考えて作られたものが多いかと思いますが、Aftershocks Aeropexは充電の際に同梱の専用ケーブルが必要となります。
つまり一般的なmicro USBのような汎用ケーブルでの充電ができないため、忘れた場合には充電ができませんし、万一破損してしまった場合には新しく買い直す必要も生じます。
最後に
私自身あまりにも気に入ってしまったので妻にも紹介したところ、同じくとても気に入ってしまい早速色違いのAeropexを購入していました(笑)。
PCをメインで使う仕事だから自宅でもオフィスでも音楽を聞きながら仕事ができ、使わないときは首にかけた状態でも違和感がないの。パーソナルトレーニングに通うときにも必ず持っていってるわ。
とのことです。
まだ骨伝導イヤホンを使ったことのない方は最初の一台としておすすめできる機種かと思いますので、ぜひ検討してみてください。
コメント