ポイントサイトで貯めたポイントをマイルに交換するのは旅行好きの間では定番の方法になっています。
ANAの場合は75%、JALの場合は60%(モッピーキャンペーンでは最大80%)というのが一般的な交換率です。
ところがこの交換率を遥かに超える、200%相当の交換率で移行できる航空会社のマイレージが「ソラシドエア」です。
除外日はありますが、ハイシーズンでも九州まで往復7,000円相当、沖縄まで往復7,500円相当のポイントで特典航空券を発券できるのが特長です。レギュラーシーズンやローシーズンでは更にお得に特典航空券を発券できます。
お得度としては最高クラスのマイレージプログラムなので、是非チェックしてみてください。
ソラシドエアとは
ソラシドエアは宮崎県に本社を置く、主に九州方面への便を運行している航空会社です。
ANAとコードシェアを行っており、下記路線で利用することができます。
ANAやJALと同じようにマイレージプログラムが用意されており、貯めたマイルを利用して特典航空券を発行することができます。
ソラシドエアマイルの貯め方
アカウントを作成し、通常はソラシドエア便に搭乗することでマイルを貯めることができますが、ポイントサイトから交換することで効率的かつ爆裂的にマイルを貯めることができます。
- 各ポイントサイトからPeXを経由し、最終的に200%分のマイルに交換することができる
- 交換の最終段階で「Solaseed Airカード」が必要となる
15,000円分のポイントが何と30,000マイルになりました!交換率200%ですね。後述しますが15,000円分のポイントがあればハイシーズンでも東京⇔沖縄に2名で往復できてしまいます。
Solaseed Airカードのスペックは以下のとおりです。
- 年会費1,375円(初年度無料)
- 家族会員年会費440円(初年度無料)
- 200円(税込)利用でVポイント1ポイント付与
Solaseed Airカードの場合、1ポイント=2マイルの計算になるのでマイル還元率は1%です。ちなみに他にも三井住友カードを持っていた場合、Vポイントは合算して利用することができます。
このSolaseed Airカードはソラシドエアの特典航空券をお得に発券する上で必須のカードですので、必ず発行しておきましょう。
シーズン・必要マイルチャート
ソラシドエアも目的地と時期に応じて必要なマイルが異なってきます。
路線 | L(ローシーズン) | R(レギュラーシーズン) | H(ハイシーズン) | |||
片道 | 往復 | 片道 | 往復 | 片道 | 往復 | |
東京(羽田)⇔宮崎 | 5,000 | 9,500 | 7,000 | 12,000 | 9,000 | 14,000 |
東京(羽田)⇔熊本 | ||||||
東京(羽田)⇔長崎 | ||||||
東京(羽田)⇔鹿児島 | ||||||
東京(羽田)⇔大分 | ||||||
東京(羽田)⇔沖縄(那覇) | 6,000 | 11,000 | 8,000 | 13,000 | 10,000 | 15,000 |
沖縄(那覇)⇔宮崎 | 5,000 | 9,500 | 7,000 | 12,000 | 9,000 | 14,000 |
沖縄(那覇)⇔鹿児島 | ||||||
沖縄(那覇)⇔神戸 | ||||||
沖縄(那覇)⇔名古屋(中部) | 6,000 | 11,000 | 8,000 | 13,000 | 10,000 | 15,000 |
沖縄(那覇)⇔石垣 | 4,000 | 7,500 | 5,000 | 9,500 | 7,000 | 11,500 |
沖縄(那覇)⇔福岡 | 5,000 | 9,500 | 7,000 | 12,000 | 9,000 | 14,000 |
名古屋(中部)⇔宮崎 | ||||||
名古屋(中部)⇔鹿児島 |
- L(ローシーズン)、R(レギュラーシーズン)、H(ハイシーズン)の3段階に分かれている
- 片道に比べて往復に必要なマイル数は少ないのでお得
- 特典航空券は誰にでも発行できる
- 特典航空券が発券できない除外日がある(お盆、GW、年末年始など)
必要マイルの半分が現金相当のポイントです。往復だと片道に比べて必要マイル数が少なく済むのでお得です。
ポイントサイトのポイントから見ると、ソラシドエアは特典航空券の発行に必要なポイントが圧倒的に少ないのが特徴です。
- 往復で最も必要マイル数が少ないのはローシーズンの「沖縄(那覇)⇔石垣」で、必要なマイル数は7,500マイル
- この場合、3,750円分のポイントがあれば往復特典航空券を発行できる
- 往復で最も必要マイル数が多いのはハイシーズンの「東京(羽田)⇔沖縄(那覇)」で、必要なマイル数は15,000マイル
- この場合でも7,500円分のポイントがあれば往復特典航空券を発行できる
除外日はありますが、ハイシーズンの東京(羽田)⇔沖縄(那覇)が往復7,500円相当で発券できるのはお得度が非常に高いですね。
また、家族以外の誰に対しても特典航空券を発行できるので、非常に使い勝手が良いのが特長です。
注意点など
まず、ANAと同じようにソラシドエアの特典航空券には除外日が設定されています。
そのためお盆やGW、年末年始といった超ハイシーズンには基本的に利用することができません。
またANAとコードシェアを行っていることが多いですが、スーパーフライヤーズカード(SFC)のようなANAのステータスはANA便名で予約した場合のみ有効となります。
- ANAのサイトから予約した便:SFCなどのステータスが適用され、ANAラウンジ利用や優先搭乗、預け荷物の優先などの特典が受けられる
- ソラシドエアのサイトから予約した便:SFCなどのステータスは適用外のため、ANAラウンジ利用などはできない
SFCの特典は使えませんが、ゴールドカードを持っていればカードラウンジは利用できます。また預け荷物なしで機内に持ち込めるサイズの荷物に収めておけばストレスなく利用できますね。
最後に
ソラシドエアの特典航空券は九州・沖縄方面の旅行をする際に非常にお得です。
私も昨年、妻と2人で長崎に2回訪れました。
レギュラーシーズンの利用だったので、2名×2回の往復で48,000マイル=24,000円分のポイントで利用できたのでお得でした。
少ないポイントで気軽に旅行できるので、上述したように少ない荷物で週末に短期間の旅行で訪れるのもおすすめです。
九州はお酒も食べ物も美味しいところですので、是非活用して訪れてみてください。
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