最近ではZOOMのようなweb会議システムを利用する機会が増えてきました。
私の場合は仕事でPC版ZOOMを用いて、会議だけではなく「ウェビナー」と呼ばれるオンラインセミナーをセッティングすることも多いのですが、使っていてちょっと気になることが。
それは「映りが悪いことがある」「見上げるような角度で映ってしまう」ことです。
私のようなオッチャンはどんな映り方でもまぁ良いんですが(笑)。仕事関係者を呼んで「ウェビナー」をセッティングする時などは結構重要です。
こちらについてはちょっと一工夫するだけで劇的に変えることができますので、その辺りをご紹介したいと思います。
映りが悪い2つの理由
まず映りが悪い理由については大きく分けて2つ考えられます。
一つはPCカメラの性能、もう一つは光量です。
- PCカメラの性能が悪いと画質が悪くなってしまう
- 光量が足りないと暗くなったり、ザラザラした画質になってしまう
PCカメラの性能については、画素数が一つの目安になります。
最近のPCでは200万画素クラスのwebカメラが内蔵されていることが多いかと思いますが、新しい機種でも100万画素以下のこともあります。
画素数が小さいと画質は悪くなり、古い機種だとこれをさらに下回っていることがあります。
また、日光が十分に入る部屋ではキレイに映るんですが、部屋が暗いとキレイに映りませんので、光量の確保も非常に重要です。
見上げるような角度になってしまう理由
ノート型PCは通常、平らな台の上に置いてディスプレイを斜めにして利用していると思います。
ノート型PCのwebカメラはディスプレイのすぐ真上にありますので、普段どおりの使い方だと利用者が上から見下ろすような角度になってしまいます。
必然的に、webカメラは下から見上げるような角度で映ることになるわけですね。
もちろん、使い方によっては大きな問題があるわけではありません。
ただ、比較をすると正面から写した方がキレイに映るのは明らかですし、背景も下から見上げたような角度になるので、できればまっすぐ映したいところです。
解決方法は3つ!
これら3つの「PCカメラの性能」「光量」「角度」問題を解決するだけで、映り方は劇的によくなります。
外付けwebカメラを導入する
まずPCカメラの性能が良くない場合は、外付けのwebカメラを導入しましょう。
画素数は200万画素を目安に、「画角と歪み」「価格」と相談するのが良いと思います。
- 画素数は高いほどキレイに映るが、高すぎるとデータが大きくなり重くなる
- 画角とは、カメラで写したときに実際に映る範囲の広さのこと
- ものすごく簡単に言うと、広角気味に映る(部屋全体が広く写り、自分は小さめに映る)か、望遠気味に映る(自分が大きめに映る)かで、メーカーごとに少し特色がある
- webカメラの価格はざっくり言うと、低価格帯(3,000円前後)、中価格帯(5,000円前後)、高価格帯(10,000円前後)のものに大別される
国内の有名どころだと「エレコム」「ロジクール」などがありますが、どちらかというとエレコムは広角気味に、ロジクールは望遠気味に映ります。
広角の場合、カーテンや柱のような直線上のものが背景にあった場合、歪みが気になることがあるので利用するシチュエーションを確認しましょう。
価格については安いに越したことはありませんが、高いものはやはりそれ相応の性能を有しています。
前述したように、webカメラは低価格帯(3,000円前後)、中価格帯(5,000円前後)、高価格帯(10,000円前後)のものに大別されますので、最終的に自分好みの画質、画角と歪み具合について「この性能に対してこの価格は満足できる!」というポイントを探しましょう。
必ずしも安いほうがダメとか、高いのが良いというわけじゃないんですよね。
自分の用途と満足感に見合ったものを選ぶことが大事です。
LEDリングライトを導入する
「光が足りないならライトで足してやる」という、実にシンプルですが非常に大きな効果のある方法です。
個人的には、以下の辺りをチェックしながら探すのが良いかと思います。
- 光の色味の調節ができる(3段階ほど)
- 光量の調節が多段階にできる
- 角度や足の長さが調節しやすい
- スマートフォンを取り付けることもできる
色味については電球色と白色、その中間など変更できるものが良いでしょう。
利用する時間帯や、部屋の蛍光灯の色味などに応じて変更できるものが便利です。
また、足の長さや角度については、固定式のものよりはフレキシブルに曲げられるもののほうが調整がしやすくて使い勝手が良いです。
またPCではなくスマートフォンをメインで利用する人も多いと思いますので、スマホが簡単に取り付けられると便利ですね。
PCスタンドを利用する
ノートPCの下にPCスタンドを敷いて高さをかさ増しし、webカメラと目線の高さを揃えることで正面から映るようにできます。
正直、PCをあまり持ち回さない場合、高さをかさ増しするものは適当な箱とか台とか何でも良いのですが、使用前後の利便性を考えると折りたたみ式のPCスタンドがあると便利です。
以下のポイントを参考に探してみると良いかと思います。
- 折りたたみ式で収納・組み立てが便利
- 重すぎず軽すぎず、利用時にぐらつかない
- 角度が多段式に調節可能
最後に
COVID-19によりプライベートも仕事もこの一年で大きく変わりました。
私の場合は会社の会議は全てオンラインになり、ZOOMのようなweb会議システムは欠かせないものとなりました。
仕事でもプライベートでも利用する機会のある方は、今回ご紹介したちょっとした小物を揃えておくと何かと重宝するかと思います。
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