未だ猛威を振るうCOVID-19の影響により、緊急事態宣言が更に追加になりました。
こちらに伴う影響は以下のとおりです。
- 緊急事態宣言について、9月12日まで発令されていたは21の都道府県のうち、宮城県と岡山県がまん延防止等重点措置へ移行
- 宮城県と岡山県を除く19都道府県は9月30日まで延長
- まん延防止等重点措置について、9月12日までが発令されていた12の県のうち、富山県、山梨県、愛媛県、高知県、佐賀県、長崎県は予定通り解除
- 上記を除く6県は9月30日まで延長、宮城県と岡山県が追加
9月12日~9月30日までの期間中、緊急事態宣言は19都道府県、まん延防止等重点措置は8県に発令されることとなります。
考えられる影響とマリオット系列ホテルについてまとめてみました。
緊急事態宣言とまん延防止等重点措置について
そもそも緊急事態宣言とまん延防止等重点措置の違いについて、旅行者の目線からみたポイントはこんな感じです。
時短要請 | 休業要請 | 外出自粛要請 | |
緊急事態宣言 | 可能 | 可能 | 可能 |
まん延防止等重点措置 | 可能 | 不可 | 不可 |
またニュースなどでもよく取り上げられる、酒類の提供に対するポイントはこんな感じです。
酒類提供の店 | 酒類提供のない店 | |
緊急事態宣言 | 休業要請 | 時短要請 |
まん延防止等重点措置 | 酒の提供を控えるよう要請※ | 時短要請 |
緊急事態宣言およびまん延防止等重点措置の対象エリアでは、基本的にお店での酒類提供が難しくなります。また自治体やエリアにより差はありますが、どちらも飲食店の営業が大体20:00までに制限されます。
ホテルステイにおける直接的な影響をまとめると、こんな感じです。
- 飲食店の営業時間が短い
- ホテルのラウンジやレストランでアルコール提供がない
- 緊急事態宣言エリアでは一部の飲食店が休業
マリオットの場合、プラチナエリート以上のステータスに到達すると、ホテルにより無料でラウンジを利用することができます。
ホテルラウンジではアルコールと軽食が無料で提供されていますが、基本的には緊急事態宣言とまん延防止等重点措置の対象エリアではアルコール提供がなくなります。
お酒が好きな人にとっては、かなり寂しい措置となります。ホテルステイの楽しみも半減してしまいますね…。
ただ一部ホテルについては、部屋でのみアルコールが楽しめるよう手配してくれることがあります。ホテルにより対応が異なりますので、事前に確認することをおすすめします。
緊急事態宣言とまん延防止等重点措置の対象エリア
まず、緊急事態宣言について9月12日から9月30日までの対象エリアがこちらです。
北海道、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、静岡県、岐阜県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、広島県、福岡県、沖縄県
続いて、まん延防止等重点措置について9月12日から9月30日までの対象エリアがこちらです。
宮城県、福島県、石川県、岡山県、香川県、熊本県、宮崎県、鹿児島県
8月に比べると少し減りましたが、まだまだ対象の県が多いですね…。
どちらも発令されていない県とマリオット系列ホテルは?
47都道府県から上述した県を除くと、緊急事態宣言もまん延防止等重点措置も発令されてない県が見えてきます。
どちらも発令されていない県はこちらです。
青森県、岩手県、秋田県、山形県、新潟県、富山県、福井県、山梨県、長野県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、山口県、徳島県、愛媛県、高知県、佐賀県、長崎県、大分県
この県の中で、マリオット系列のホテルがどれだけあるのか調べてみたのですが…。
都道府県 | ホテル名 | カテゴリー |
山梨県 | 富士マリオットホテル山中湖 | 5 |
長野県 | 軽井沢マリオットホテル | 6 |
長野県 | コートヤード バイ マリオット白馬 | 4 |
和歌山県 | 南紀白浜マリオットホテル | 5 |
和歌山県 | フェアフィールド バイ マリオット 和歌山串本 | 3 |
和歌山県 | フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山すさみ | 3 |
これだけでした。47都道府県中たったの3県、6ホテルのみです。9月30日まではまだまだ影響がありそうですね。
最後に
感染拡大が続く中、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が講じられるのは致し方ありません。
恐れていたとおり、シルバーウィークの週にまで延長することになってしまいましたのでかなり影響が大きくなりそうです。
ワクチン接種もかなり進んできてますので、とにかく一刻も早く収束すると良いですね。
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