今年のお盆は久々に実家に帰省しようと考えていたのですが、COVID-19の影響により泣く泣く延期することとなってしまいました。
予約はブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のAviosを利用してJAL国内線の特典航空券を取得していましたので、今回は払い戻しではなくバウチャーへの交換を行っていました。
来年に向けてバウチャーを利用してみましたので、注意点など含めてまとめてみました。
Avios払い戻しとバウチャーの違いについて
先述した別記事にて詳しくまとめていますが、特典航空券をキャンセルした際のAvios払い戻しとバウチャー交換の違いは簡単に言うとこんな感じです。
- 払い戻しの場合、支払ったAviosは全て戻ってくる。支払った空港税などの諸税は戻ってこない
- バウチャー交換の場合、支払ったAviosと諸税が全て戻ってくる。ただし有効期限あり
現時点ではバウチャーに交換した場合の有効期限は一律で2023年の9月に設定されているようです。今後、交換のタイミングやコロナの影響により変わる可能性もあります。
バウチャー利用時の注意点
バウチャーについては「元々の予約時に支払ったAviosと諸税」が有効期限付きで持ち越せるものです。
こちらを利用して予約する際の注意点は以下のとおりです。
- BAのオペレーターに電話した際に「バウチャー利用で予約」する旨を最初に伝える
- 目的地が変更・または必要Avios数や諸税が変更になっていた場合は差額を支払う必要がある
電話予約の際、最初にバウチャー利用の旨を伝える
まず最初に重要なポイントですが、BAのAviosを用いてJAL国内線の特典航空券を予約する場合、普通席を予約する際は現在電話(03-3298-5209)による予約となっています。
その際にまず大事な点ですが、最初に「バウチャーを利用して予約」する旨を伝えて下さい。
どうやら通常のAviosを利用する場合とバウチャーを利用する場合とで手順が異なるようで、予約を進めていって後からバウチャーを適用させることはできないようです。そのため、最初に伝えておかないと予約の取り直しで二度手間となりオペレーターさんに迷惑がかかるので、必ず最初に「バウチャー利用」の旨を伝えておきましょう。
尚、予約の際にはこの辺りの情報について聞かれますので、事前に確認しておきましょう。
- バウチャーコード(125-211○○○○○○○のような13桁の番号)
- BAの会員番号
- 予約者の氏名、住所
- Eメールアドレス
- 登録しているクレジットカードの下4桁と有効期限
目的地が変更・または必要Avios数や諸税が変更になっていた場合は差額を支払う必要がある
また、先日急遽必要Avios数について変更がありました。
そのため同じ目的地であっても必要Avios数が増加している場合があります。
私の場合は同じ目的地でも片道6,000Avios→7,500Aviosに変更になっていました。2名分だと差額の3,000Aviosを別途支払う必要があります。諸税は元々バウチャーに含まれているので、目的地が同じであれば基本的には支払う必要はありません。
最後に
従来はJALマイルに比べ、かなり少ないAvios数で特典航空券が予約できていたBAですが、現在では必要マイル数・必要Avios数はほぼ同じになってしまいました。
ただ都合によりキャンセルする場合、個人的にはBAのAviosはJALマイルより非常に使い勝手は良いと思います。
- JALマイルは同一区間の日付・クラス変更可能(変更希望便出発日の前日まで、かつ元の予約便の出発時間前まで変更が可能)
- JALマイルは払い戻し手の際に1人あたり3,100円/区間の手数料が必要
- BAは前日までAvios払い戻しが可能(この場合、諸税のみ戻って来ない)
- BAは前日までバウチャーに交換が可能(支払い済みAvios+諸税が含まれる、有効期限あり)
来年のお盆の時期はどうなっているのか、正直見当もつきませんが…今よりも良い状態になっていることを期待したいですね。
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