密かに今年の目標にしていた、エポスゴールドカードのインビテーションが届きました。
通常、年会費が5,000円かかるエポスゴールドカードですが、インビテーションが来て申し込んだ場合には年会費は永年無料となります。
エポスカードは付帯保険が充実しているので旅行好きは必携の一枚です。ゴールドカードになると更にパワーアップするので、興味のある方はインビテーションを狙ってみるのも良いでしょう。
主に旅行の面から見たエポスカードとゴールドカードの特徴や違い、インビテーションが届くまでの利用金額についてご紹介します。
エポスカードについて
エポスカードは丸井グループが発行するクレジットカードで、こんな特徴があります。
- 年会費永年無料
- 基本ポイント還元率は0.5%、ポイント有効期限2年
- マルイのセール「マルコとマルオの○日間」で利用すると10%オフ
- HP Directplusで利用するとエポスポイント10倍(還元率5%)
- 海外旅行の手厚い保険が付帯
貯まったポイントは1ポイント=1円相当として商品券や他社ポイントの交換、マルイやネット通販での割引などに使えます。
ANAマイルやJALマイルにも交換できますが、2ポイント=1マイルの還元率です。
また、年会費無料のクレジットカードなのに海外旅行傷害保険が比較的手厚いのがポイントです。
- 一般的な年会費無料のクレジットカード:保険内容がショボく、利用付帯のことが多い
- エポスカード:利用付帯だが保険内容が比較的手厚い
2023年9月末まではカード利用に関わらず保険が付帯する自動付帯だったのですが、現在は旅行代金の一部をカード決済することが条件となる利用付帯になってしまいました。
利用付帯になったのは残念だけど、障害死亡保険や賠償責任保険の金額は上がったのよね。
エポスカードに付帯している海外旅行傷害保険はこんな感じです。
保険の種類 | 保険金額 |
傷害死亡・後遺障害 | 最高3,000万円 |
傷害治療費用 | 200万円(1事故の限度額) |
疾病治療費用 | 270万円(1疾病の限度額) |
賠償責任(免責なし) | 3,000万円(1事故の限度額) |
救援者費用 | 100万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
携行品損害(免責3,000円) | 20万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
よくクレジットカードの宣伝文句で「死亡・後遺障害」保険の金額を謳っているところもありますが、利用の可能性と頻度からすると実際に重要なのは「傷害治療費用」と「疾病治療費用」です。
日本は国民皆保険制度により国内で怪我や病気になった場合は誰もが保険で治療を受けられ、また高額療養費などの制度もあるので基本的には一時的に極端に大きな出費が発生することはありません。
ところが海外旅行の場合は基本的には無保険の状態なので、盲腸のような簡単な手術を受けただけで数百万、といったケースも珍しくはありません。
このような事態を避けるためには自腹で海外旅行保険に加入するか、保険が付帯しているクレジットカードを持っておく必要があります。
エポスカードは年会費無料なのに比較的手厚い保険が付帯するお得なカードなんです。
ちなみにクレジットカードを複数枚持っている場合、「傷害治療費用」と「疾病治療費用」の補償金額は合算になります。補償の手厚いクレジットカードを複数枚持っておくと安心ですね。
エポスゴールドカードについて
エポスカードの上位カードとして、エポスゴールドカードがあります。
主な特徴はこんな感じです。
- 年会費5,000円(※条件により永年無料)
- ポイントの有効期限が無期限
- ポイントアップ特典多数
- 家族を年会費無料でゴールドカードへ招待
- 空港のカードラウンジを無料で利用可能
- 海外旅行の保険がパワーアップ
まず、ゴールドカードになると空港のカードラウンジが無料で利用可能となります。
カードラウンジは基本的にアルコールの提供はない場合が多いですが、成田空港や中部国際空港セントレア、福岡空港や熊本空港のようにビールが提供されているところもあります。
そして付帯している海外旅行傷害保険はこんな感じです。
保険の種類 | 保険金額 |
傷害死亡・後遺障害 | 最高5,000万円 |
傷害治療費用 | 300万円(1事故の限度額) |
疾病治療費用 | 300万円(1疾病の限度額) |
賠償責任(免責なし) | 5,000万円(1事故の限度額) |
救援者費用 | 100万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
携行品損害(免責3,000円) | 50万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
- 「傷害死亡・後遺障害」が3,000万円→5,000万円に
- 「傷害治療費用」が200万円→300万円に
- 「疾病治療費用」が270万円→300万円に
上記のように保険内容がパワーアップしています。
また、通常は年会費がかかることの多いゴールドカードの家族会員ですが、エポスゴールドカードの場合は家族を無料で招待することができます。
つまり家族と一緒に海外旅行する場合、家族全員が無料で安心の保険を受けられるのが大きな強みですね。
エポスゴールドカードの年会費を永年無料にする方法
通常年会費が5,000円かかるエポスゴールドカードですが、下記条件いずれかを満たすと年会費が永年無料となります。
- インビテーション経由で申し込む
- 普通に申し込んだ後、年間50万円以上利用(翌年以降年会費永年無料)
- プラチナ・ゴールド会員の家族から紹介
自力で申し込む場合は1か2となりますが、2の場合は初年度の年会費はかかってしまいます。
最もお得なのは1のインビテーション経由で申し込む方法ですが、こちらに関して明確な基準は明記されていません。
一般的には、下記要件がひとつの目安と言われています。
- 半年~1年以上のカード保持
- 年間50万円以上の支払い実績
私の場合ですが、カード作成から数年経過していましたが、実はこれまでほとんど利用していませんでした。
今年に入ってからの利用実績はこんな感じです。
利用月 | 利用金額 |
1月 | 3,905円 |
2月 | 0円 |
3月 | 54,860円 |
4月 | 109,447円 |
5月 | 59,950円 |
6月 | 78,742円 |
合計 | 306,904円 |
5月末の時点ではインビテーションは来ておらず、6月13日に確認したときには来ていました。
つまり半年で30万円ほどの利用でインビテーションが来たことになりますね。
インビテーションが来ていた場合、エポスカードのポータルサイト「エポスNet」を開いた際にこんな感じの画面が表示されます。
申し込み画面のリンクへ進むと、このような画面に遷移します。
- ゴールドカードに切り替えるとカード番号が変更になる
- 毎月決まった支出に利用している方や、まだ引き落としされてない決済がある方は要確認&要注意
最後に
世の中にクレジットカードはかなりたくさんの種類がありますが、年会費無料で所持できるゴールドカードはかなり限られています。
家族会員のゴールドカードも無料で作成でき、空港のカードラウンジが一緒に利用できるのに加えて海外旅行の保険がかなり手厚く付帯するので、旅行好きの方は検討してみるのも良いかもしれません。
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