このたび、約10年ぶりに新品のノートPCを購入しました。
HP Pavilion 15-eg0000の購入を検討されている方のご参考になれば幸いです。
ちょっと前のことですが、愛着を持って使っていたHP ProBook 4540sの調子が悪くなってしまいました。
元々ジャンク品として安く売られていたものを3年以上、自力でメンテナンスしながら使っていたのですが、ある日を境になんか充電ケーブルの接触が悪くなってきたんです。
一時的に家で余っていた別のノートPC、DellのLATITUDE E5530に緊急避難することにしたのですが、いずれも第3世代のCore i5搭載ノート。
よく考えたら第3世代のCoreシリーズって、今から8年以上も前のものです。8年…さすがにそろそろ新調しても良い頃なのでは…。
というわけで新品のPCを新調することにしました。
最終的に行き着いたのがHP Pavilion 15-eg0000でしたので、今回はそのあたりについて書いてみたいと思います。
HPのPCを選んだワケ
HPはヒューレット・パッカードの略で、アメリカのPCメーカーです。
個人的に購入の決め手になった魅力がいくつかありますので、まずはその辺りを紹介したいと思います。
①コストパフォーマンスに優れる
HPの最大の魅力は最新CPUを搭載した高性能PCが手頃な価格で購入できることです。
ノートPCの最新CPUはIntel Coreシリーズは第11世代、AMD Ryzenシリーズは第3世代になります。
他社のPCでコスパが良いのは一つ前の世代のCPUを搭載しているものがほとんどですが、HPは最新CPUを搭載したPCを早期に発売するメーカーです。
加えて、価格がきわめて手頃。
同じスペックの他社PCよりも割安で、コストパフォーマンスに優れるのがポイントです。
②デザインがスタイリッシュで格好良い
HPのPCは客観的に見て、かなりスタイリッシュで格好良いです。
実際にグッドデザイン賞を受賞しているモデルもありますし、外で使う場合でもイケてる感じがすると言うか、使っていて気分が上がると思います。
もちろん私はテンション上がりまくりです(笑)。
特に、個人的に気に入っているのがキーボード周り。HPのキーボードはこんな感じでキーがひとつひとつ別れているので打ちやすいんです。
③余計なソフトが付いていない
昔は付属ソフトが多いと何かお得感があって嬉しかったのですが、ソフトが多いと動作が重くなったり容量も圧迫する原因にもなります。
しかも現在、便利な無料ソフトは星の数ほどあるので、わざわざ無駄なソフトを最初からインストールしておく必要はありません。
HPのような海外メーカーのPCは同梱されているソフトが少ないという特徴があります。
なので空き容量も十分。必要なものを必要なだけ自分で用意する人におすすめです。
質感とコストパフォーマンスを両立できるのはPavilion
ちなみに今回購入を検討するにあたり、私はこんな視点で選んでいました。
- 白いノートPC
- テンキー付きの15型以上(自宅利用がメインなので作業効率重視)
- 本体はできればプラスチックではなくアルミ製
- 第11世代Coreシリーズまたは第3世代Ryzen
- メモリ16GB以上
- Officeは不要
- できれば価格は抑えるに越したことはない
まずHPにはProBookやEliteBookなどの法人向けシリーズとENVYやPavilionなど個人向けシリーズがあります。
最新スペックで購入できるのは個人向けシリーズだったので、今回は個人向けシリーズから選ぶことに。
ゲーミングノートとChromebookを除くと、候補は以下の4シリーズです。
- Spectreシリーズ(¥109,000~)
- ENVYシリーズ(¥70,000~)
- Pavilionシリーズ(¥54,000~)
- HPシリーズ(¥35,000~)
これらの要素をすべて満たすのはPavilionでした。価格が高すぎず、見た目も良いのに性能もしっかりしているというコストパフォーマンスに優れたシリーズです。
余談ですが一番最初の「白いノートPC」ってのが意外と少なくてびっくりしました。かなり選択肢が少なかったんですよね。
Spectreは黒っぽい色ばかりですし、ENVYも白はありません。
他社PC含め、昔はもっと選択肢が多かったような…最近は黒系が人気なんですかね。
でも選択肢が少ないからこそ、自分にとってのオンリーワンのPCで愛着が持てるってもんです(笑)。
CPUはIntel CoreかAMD Ryzenか
Pavilionには大きく分けて2つの機種があります。
一つはIntelのCoreシリーズを搭載したHP Pavilion 15-eg0000、もう一つはAMDのRyzenを搭載したHP Pavilion 15-eh0000です。
最上位のパフォーマンスモデルを比較するとこんな感じです。
HP Pavilion 15-eg0000 | HP Pavilion 15-eh0000 | |
価格 | 92,000円~(税抜) | 87,000円~(税抜) |
CPU | Core™ i7-1165G7 | AMD Ryzen™ 7 4700U |
メモリ | 16GB | 16GB |
グラフィックス | インテル® Iris® Xeグラフィックス | Radeon™ グラフィックス |
ストレージ | 1TB SSD | 1TB SSD |
無線機能 | IEEE 802.11ax (Wi-Fi 6)、 Bluetooth 5.0 | IEEE 802.11ax (Wi-Fi 6)、 Bluetooth 5.0 |
質量 | 約 1.71kg | 約 1.71kg |
バッテリー | 最大 8 時間 | 最大 7 時間 30 分 |
CPUをどちらにするか。これがまた悩ましいところでした。
少し前まではIntelのほぼ一強でしたが、最近AMDのRyzenの評判が良いのですごく気になってたんですよね~あの将棋の藤井聡太二冠もRyzenの自作PCを使っているらしいですし。
ベンチマークのスコアも良く、価格が5,000円安いのも魅力的です。
ただ私の使い方ではゲームはほとんどせず、マルチスレッド処理に強いRyzenのパフォーマンスを活かせる自信があまりなかったので、最終的にシングルスレッド処理に定評のあるIntelのCoreモデルに決めました。
普段の私ならコストパフォーマンスの優れているミドルレンジ、いわばIntelのCore i5を躊躇なく選ぶところですが、久々の新調ですし今回は思い切ってハイエンドのCore i7にすることにしました。
きっとそのほうが実際に使った時の驚きも大きいはず!(笑)。
こうして最終的に行き着いたのがHP Pavilion 15-eg0000のパフォーマンスモデルだったわけです。
HPのPCの注意点:納期について
HPのPCの納期に関して巷でよく言われるのが「納期がめちゃめちゃ長い!」です(笑)。
私の場合どんな感じだったか、時系列でご紹介します。
2020/12/13 | 公式サイトより注文 |
2020/12/14 | 正式受注のお知らせメール |
2020/12/15 | 欠品に関する案内メール |
2020/12/21 | 納期に関する案内メール(納期未定) |
2020/12/25 | 納期に関する案内メール(納期未定、2ヶ月程度) |
2021/1/19 | 注文製品納期について(納期未定) |
2021/1/27 | 納期確定の案内メール(2021/2/2) |
2021/2/1 | 伝票番号の案内メール(ヤマト運輸) |
2021/2/2 | PC到着 |
注文してから実際に届くまで約2ヶ月弱ですね。
HPの場合新モデル発表から実際に製造が始まるまで時間がかかるので、年末年始だったことはあまり関係なかったようです。
もちろん選んだ製品や注文のタイミングによって前後することはあるかと思いますが、即納モデル以外はだいたい2ヶ月くらい待つ気持ちのほうが良いでしょう。
私は年が明けてから義母用にもう一台注文したのですが、こちらは1月発注で5月のGW明けに到着しました。4ヶ月待ちですね(笑)。
注文したのは「Pavilion」シリーズより安い価格帯の「HP」シリーズのRyzenモデルですが、これまた性能に対してとんでもないコスパの良さなので恐らくPavilion以上に注文が集中していたと思われます。
私のように「時間がかかっても良いからコスパ良く高性能なPCが欲しい」という人にはHPの新作モデルはおすすめです。
逆に「手元のPCが調子が悪くて一刻も早く購入必要がある」という人は即納モデルの中から探すか、他メーカーも視野に入れて検討するのが良さそうです。
一旦まとめ
長くなっちゃいそうなので、実際に使用した感じなどは次回の記事でまとめたいと思います。
結論から言うとこれは買ってよかったな~とつくづく思えるPCだったので、大事に使っていきたいです。
やはり快適さが上がるとQOLの向上にも直結するので、良いものにちゃんと出費するのは大事だなと感じました。
うん。では今日はこの辺で!
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