ラトビアのリガに旅行に来たので、マリオット系列のACホテル・リガに宿泊してみました。
こちらは2021年6月にオープンした239室の新しいホテルで、元々は「アルバートホテル」という名前で営業していましたが、少し前にマリオットの傘下に入ってリフォーム&リブランドされたようです。
ACホテルとして生まれ変わったのはまだコロナ禍の真っ最中。
かつ、バルト三国のラトビアに旅行に来る日本人もなかなか少ないため、情報がほとんどありませんでした。
ちなみにラトビアでマリオットの特典が活かせるホテルはここだけでした。日本人の口コミも全く見当たらず、場所も場所だけにひょっとしたら日本人宿泊客第一号となった可能性もあります(笑)。
実際に宿泊してみたのでご紹介したいと思います。
ホテルの場所
まず最初にホテルの地図をお示しします。
- リガ駅、リガバス停から約3km(車で10~15分)
- リガ国際空港から約10km(車で約20分)
「トラム+徒歩」や「バス+徒歩」で向かうこともできますが、どちらも割と歩くことになりますのであまりおすすめしません。私たちはリガのバス停から「トラム+徒歩」で向かいましたが、結局1km弱ほど歩いた印象です。
ヴィリニュスと同じく、タクシー配車アプリ「Bolt」で手配して向かうのが正解ね。バルト三国はどこも対応しているから、日本出国前にインストール&登録しておくのがよさそう。
ちなみに旧市街からも少し離れていますが、徒歩10~15分ほどですので徒歩圏内です。
ホテルは11階建てで、外観はこんな感じです。
部屋の様子など
ACホテルというブランド自体はスペイン発祥で、モダンなヨーロッパのトレンドを反映しながら南ヨーロッパのリラックスした雰囲気も感じられるのが特徴です。
今回、チタンエリートとして宿泊しましたが受けられた特典はこんな感じでした。
- 部屋のアップグレードあり
- 無料朝食の特典はなし
- ウェルカムギフトは10ユーロ分のホテルクレジットか500ポイント
残念ながらプラチナエリート会員以上でも朝食は無料ではありません。朝食は1人10ユーロかかりますので、ウェルカムギフトは10ユーロ分のホテルクレジットを選択するのがおすすめです。
部屋はアップグレードを受けられたので、アサインされたのは11階建てのうち10階の部屋。
広い!というのが最初の感想です。
ポイント宿泊で一番安い部屋を予約していましたが、ワンランク上のエグゼクティブルームへアップグレードしていただけたようです。空きがあればジュニアスイートへのアップグレードもあったかも?
部屋の広さは36㎡と十分な広さで、キングサイズのベッドもゆったりとしています。
ソファとテーブルも用意されており、右手側にはコーヒーマシーンや無料の水、ミニバーもあります。
高層階なのでリガの町が遠くまで見渡せます。
旧市街の奥、ダウガバ川の向こうは近代的なビルが並んでおり、新旧混じった面白い景観です。
コーヒーのほか、数種類の紅茶やフルーツティーなども。
クローゼットにはアイロン台や金庫もあり、こちらのスペースではスーツケースも余裕で広げられます。
引き出しの中にはバスローブやスリッパ、剃刀やシャワーキャップなど。
シャワールームはこんな感じ。
アメニティ類もこんな感じで用意されています。
落ち着いた雰囲気のホテルなので、ゆっくりくつろぐことができました。
朝食の様子など
朝食は1階の「AC Riga Lounge」で朝の6:30からいただくことができます。
先述したようにプラチナエリート以上でも無料にはならないので、朝食付きプランを予約するか1人10ユーロを追加する必要があります。
ちなみにレストラン入り口では特に受付のスタッフがいたわけでもなく、どうやって管理しているのか未だに謎です・・・(もしや管理していない可能性も?)
入口から見たAC Riga Loungeの様子はこんな感じ。
立派なバーカウンターもあり、夜はカクテルなどのお酒も提供されているようです。
サラダやヨーグルト、フルーツなど。
シリアル類も充実しています。
見た目にもカラフルで美しい野菜やチーズなどいろいろ。
ハムやサラミのほか、ニシンの酢漬けやチーズなど。
ホットミールはスクランブルエッグ、ベーコン、ソーセージ、ゆで卵、パンケーキなど。
数種類のパンやケーキなども。
コーヒーや紅茶なども淹れることができます。
まずは軽めにいろいろ盛ってみました。
ビュッフェなのでもちろんおかわりも自由です。思ったより種類は多く、朝食らしく軽めのメニューが多かったですが満足のゆく内容でした。
1人10ユーロという価格を考えると妥当かも。特に混雑もなく快適に利用できたわね。
最後に
こちらのホテルは通常、キャッシュでの宿泊だと140ユーロ前後ですが、今回は11,000ポイントで宿泊できたのでかなりお得でした。
日本人にとってラトビアという国自体にあまりなじみがないため、なかなか訪れる機会は少ないかもしれません。
特にバルト三国のうちラトビアは周遊ツアーでもない限り、目的をもって訪れる方はかなり少数派かもしれませんね・・・。
ただラトビアのリガについては旧市街もコンパクトで1日で回れてしまうほどの大きさですが、いわゆる「ザ・観光地」感がさほどなく、ほどよい地元感も感じられる都市です。
タクシー配車アプリ「Bolt」があれば快適に観光ができる立地にあり、快適に過ごせるホテルですのでリガに訪れる方は利用してみてはいかがでしょうか。
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